『成功する音楽家の新習慣』を読んでいく (第Ⅰ部 練習上手になるには)

音楽って広すぎる単語です。学校で習ったことは卒業とともに置いてきたので、いざ大人になってヴァイオリンはじめましたが、ゼロからのスタート。全てのことがプラスにしかなりません☺️そこで今回、『成功する音楽家の新習慣』という本を読みはじめました。演奏家を目指しているわけではありませんが、練習する、習慣化していく、ということに対してヒントになること書いてくれています。今回は何回に分けてお話していく予定です。

f:id:ty0230:20210425124706j:plain

この本では大きく3部、14章で構成されているぶっとい本です📕プロの方へのお話は一部割愛すると思いますがゆっくり読み解いていきます💪

 

第Ⅰ部 練習上手になるには

第1章 準備を整える

練習環境を整える

練習環境についてですが、自分のする楽器、私の場合はヴァイオリンですがヴァイオリンだけではうまく練習することができません。練習するのに必要なものをまず準備すること。

  • 譜面台
  • ノート
  • 鉛筆
  • メトロノーム(携帯のアプリ使ったりします)
  • チューナー(クリップチューナー使うことが多いですが、携帯のアプリあります)
  • 時計
  • 鏡(お部屋に置けなさそう)
  • レコーダー(携帯でも大丈夫そう)
  • 楽器スタンド(持ってない)
  • 飲料水
  • 適度な照明、温度、湿度
  • ある程度の静けさとプライバシー
  • 耳を守る手段

練習する環境を整えて、気が散る要因を取り除くこと。(携帯の電源を切り、パソコンをシャットダウン)

 

練習の5つの領域

  1. 新曲
  2. 完成度を高める曲
  3. 発表用の曲
  4. テクニック
  5. 音楽的能力

この5つのうち、1つだけがんばってもどこかで躓いてしまいます。満遍なく練習していくことが大切☺️

 

練習の計画を立てる

本の中に練習シートを書いてくれています。何をしてくのか、何分するのか、ざっくりですが書いていくとなんとなく練習している、というより今週これだけできた、など具体的にわかっていくことはプラスになるのではないでしょうか?私はそれほど多くの練習時間を割いてないですが、タイマー使って何分これをすると区切ってます。練習に対する集中力が上がった気がしております☺️

 

練習のスケジュールを組む

  1. 規則正しく練習する
  2. 短めの練習を何度か行う
  3. 休憩をとる
  4. 少しずつ時間を増やす
  5. バランスの取れた生活を送る

 

1.規則正しく練習する

毎日の練習量はなるべく一定にして体力の限界を超えないように気をつける。週に1日は練習を休む日、または軽い練習だけの日にするといい。

2.短めの練習を何度か行う

疲れが溜まるのを避け、一層深く練習するためには、数回にわけて練習する。練習のしすぎによる故障をさけるためだそうです。

3.休憩をとる

1時間ごとに10分間休憩をとるのが一般的。少しきつい練習、新しいテクニックに挑戦する時などは長めに休憩をとる。練習を続ける時間は長くても25〜30分にして5分間の休憩が望ましい(←たまたま私自身の練習がこれくらいになってます😲)

4.少しずつ時間を増やす

急に増やすのはよくない。増やすペースは週に10〜20%にしておく。

5.バランスの取れた生活を送る

音楽に限らず、健康、対人関係、仕事を含めてバランスが大事。

 

新曲の選び方

  1. 好み
  2. 実力
  3. 計画

好きな曲がモチベーションが上がること、実力が足りないならそれを補う練習が必要、目標ががるのか、どうかということ。(発表会に弾く曲を選ぶときはコレに当てはめるといいかもしれませんね✨)

 

 自分の演奏を録音する

自分の演奏を録音するメリット‼️

  • ミュージシャンシップを高める

自分の音を客観的に聞くことができ、音楽的能力の向上に役立つ。自分で自分の演奏を見直して改善することができる

  • 気づいていなかった点に気づく

自分の演奏を録音すると演奏していた時には気づかなかったことに気づくことができる。

  • 練習の効率が高まる

気づいていなかったことに気づけるだけでなく、精度を高める上でも役立つ。不正確な練習を重ねることが減る、なくなる。(←間違えに気づければそこを改善できるが、弾いてる時にはなかなか気づけないことですね☺️)

  • レッスンがいっそう有意義になる

アドバイスされたことをひとつも忘れずにすむ。

  • 客観性を高める

グループで演奏する際での問題でも対処しやすい。

 

一章だけでも自分に改善していけることがたくさんありそうです。まず練習する環境をいらない誘惑は遮断❗️練習していく上で計画立てていくこと、それは練習して成果がないと落ち込まないためにも重要かもしれないですね。少しずつ積み重ねていき少しずつできることが増えていきますが、ある一定のところでソレがわかりにくくなりますよね。ずっと同じことしてる、、、と落ち込まずこんなにもこなしてるという達成感、モチベーションへの維持にも効果的だと思います。あと録音ですね、自分の音を聴き直すことを避けてましたが😅今日から練習、レッスンでも録音していこうと思います😅💦丁寧に練習のすることは練習の質を上げることにつながりますよね。急に全部はできなくても少しずつ進んでいこうと思います🎻

 

 


成功する音楽家の新習慣 練習・本番・身体の戦略的ガイド [ ジェラルド・クリックスタイン ]