年始にYAMAHAに行った時出会った本です。
読みたい本ってパラパラの直感(笑)によりますよね☺️今回の本も読みたい、面白そうと思ったので直感で購入しました。
「ひたすら練習」から解放される日、という心強い帯❗️
この本は大きく4つの章で書かれていました。
- 基本に戻ろう
- ヴァイオリンテクニックと曲例
- アンサンブルと腕試し
- くにと式練習法のすすめ 30ポイント
2章に関しては中級者、上級者の方に向けた内容でした。(私にはまだわからない内容でした🤣)この演奏方法、演奏技法はこのように工夫したらいいよ、練習するならこの曲なんてどうでしょう?という感じに書かれていました。あまりクラシックに詳しくないので、曲例が書かれていてもピンっときませんでしたが、カイザーのこの曲とか書かれてたりすると、カイザーの最後の方ですね✨と理解はしました。(私はカイザーはまだ15番です☺️マイペースが大事です。)
残りの章はどなたでもすぐに実践できるし、体験できることが書かれていて読んでいてとても楽しくなりました。
1章の基本に戻ろうというお話では音程などのお話です。音程、音階って本当に難しいですよね。ピアノみたいに鍵盤を押せば正しい音が出るということができない弦楽器です。一人で練習していると、この音は本当に正しいドレミファソラシドなのだろうか❓と悩んだ時期がありました。当時、🙋♂️先生に「練習しているときに正しい音なのかどうかわからないです」と相談したことがありました。🙋♂️先生は「家で練習して、レッスンに来たときに答え合わせをしていきましょう」と言われました。自分の耳が正しい音を理解していくには急がずに続けて行くことが大切なのでしょう。(今ではあまり音階を弾く時に音のズレは言われませんが、曲などになると、高い低い❗️とよく言われます🤣音階は長い道のりです。)
3章はアンサンブルのお話。読んでると、わかるわそれ、という内容が続きます。アンサンブルは一人ではなく複数人の方と音を揃える努力をしていきます。それがめっちゃ大変です。(私が足を引っ張りまくるので、次回には猛練習して励むということが多かったです。)全体にスムーズに弾けていくと感動と達成感がとてもあります。他の方の音を聞きながらテンポを数えたり、リズムを刻む難しさだったり、一人では体験しないことがたくさんあります。どなたでも是非少しでも弾けるなら体験してほしいと思います。最後に西谷さんがチクリと中毒性があるから個人の練習をおろそかにしないでね、と書いてるのが印象的でした。まさに私は個人の練習がとてもおろそかになりました🤣(皆さんもお気をつけください。今はアンサンブルに参加はしてません。)
4章は練習のすすめです。練習時間や練習してて悩むことに対してのアドバイスがほとんど網羅されていたと思います。多くの方にこの章だけでもいいので読んでもらいたいと思います。なんとなくダラダラと時間をかけるのではなくどのように工夫したら効率がいいのか、ということをとてもわかりやすく書かれているので、自分流にアレンジして導入していきたいです😊
ヴァイオリンを弾いていなくてもヴァイオリンの練習はできるって書かれていて、なるほどとなりました。楽しくて続けているヴァイオリンですが、時間って無限にあるわけではないのでどうしたら上手く時間を使えて楽しめるのか、改めて考える機会になりました。パラパラでもいいので読んでほしい1冊です☺️